毎日のお出かけやオフィススタイル、休日のリラックスコーデまで、幅広いシーンで活躍する「お団子ヘア」。しかし、「どうしても崩れてしまう」「ボサボサになって生活感が出てしまう」「不器用だからきれいな丸にならない」と悩む方は少なくありません。そこで本記事では、長さ別(ミディアム、ボブ、ロング)や高さ別の作り方から、ゴムだけでできる基本の手順、さらに1日中崩れないためのプロのテクニックまで、徹底的に解説します。
ヘアアレンジ初心者でも今日から実践できるコツをマスターして、こなれ感のある可愛いお団子スタイルを手に入れましょう。
ゴムだけで簡単!崩れない基本のお団子ヘアの作り方

お団子ヘアを美しく仕上げるうえで、最も重要となるのが「ベースの準備」と「結び方の基本」です。ピンを使わずにゴムだけでも、しっかりとしたホールド力と崩れにくい土台を作ることは十分に可能です。まずは、すべてのヘアアレンジの土台となる基本の手順を確認していきましょう。
最初に、何もスタイリングしていない髪のままで結ぶと、サラサラしすぎて崩れやすくなります。結ぶ前に、ヘアオイルやバーム、軽めのワックスを髪全体になじませておきましょう。これにより、髪にまとまりと摩擦が生まれ、ゴムが滑るのを防ぐことができます。また、あらかじめコテやアイロンで軽く巻いておくと、まとめた時にお団子にニュアンスが生まれ、一気にプロっぽい仕上がりになります。
基本の手順は以下の通りです。
1. ポニーテールを作る
作りたい高さ(高め、あるいは低め)に合わせて髪をまとめ、シリコンゴムや太めのヘアゴムでしっかりと結びます。
2. 毛束をねじりながら根元に巻きつける
結んだ毛束を軽くねじりながら、ゴムの結び目の周りに沿うようにぐるぐると巻きつけていきます。
3. ゴムで固定する
巻きつけた毛先の部分を、もう一度上からヘアゴムで結ぶか、最初から使っているゴムの結び目に毛先を挟み込んで固定します。ピンを使わない場合は、結び目の隙間に毛先をきゅっと通すとほどけにくくなります。
4. ルーズにほぐして完成
お団子の部分や、頭頂部、サイドの髪の毛を少量ずつ指でつまみ出し、立体感と抜け感を出します。
長さ別・お団子の作り方(ボブ・ミディアム・ロング)
髪の長さによって、お団子の作りやすさや最適なアプローチは異なります。「短いからお団子は無理かも…」と諦めていたボブの方も、ちょっとした工夫でトレンドのスタイルを楽しむことができます。ここでは、長さ別の特徴と具体的な作り方を解説します。
ボブヘアの場合、レイヤーが入っていたり長さが足りなかったりして、襟足の毛がパラパラと落ちてきやすいのが特徴です。そのため、最初から完璧な丸を作ろうとせず、ハーフアップお団子にしたり、落ちてくる短い毛を逆立ててまとめる「シニヨン風」にするのがおすすめです。スタイリング剤を多めにつけて、あえてラフな質感に仕上げると今っぽい雰囲気に仕上がります。
ミディアムヘアは、お団子アレンジが最も映える万能な長さです。重すぎず軽すぎないため、高めの位置での元気なスタイルから、低めの大人っぽいシニヨンまで自由自在に楽しめます。結ぶときに最後の毛束を完全に引き抜かず、輪っか状に残す「ループお団子」にすると、長さが足りなくても簡単にきれいな形を作ることができます。
ロングヘアは髪の量や重さがあるため、ただ巻きつけるだけだとお団子が大きくなりすぎたり、重みで崩れてきたりしがちです。そんなときは、ポニーテールを作った後に毛束を三つ編みやロープ編みにしてから巻きつけるのが鉄則です。編み込んでおくことでお団子の強度が増し、長時間経過しても型崩れしにくくなります。
| レングス(長さ) | おすすめのスタイル | 崩れにくくするコツ・注意点 |
|---|---|---|
| ボブ | ハーフアップお団子、低めミニお団子 | 襟足の短い毛は無理にまとめず、オイルでタイトに抑えるか、前れ毛として活かす。 |
| ミディアム | お団子ヘア、ループお団子、ルーズシニヨン | ベースに波ウェーブを仕込み、引き出す毛束の量を調節して立体感を演出する。 |
| ロング | 三つ編み・編み込みお団子、ボリュームお団子 | 重さを分散させるため、毛束を編み込んでから巻きつけるか、ピンで要所を補強する。 |
高さ別で印象チェンジ!高め・低めのお団子の作り方とコツ
お団子を作る位置(高さ)によって、周囲に与える印象や適したシーンは大きく変わります。自分の好みやその日のコーディネートに合わせて高さを選びましょう。
頭の高い位置で作る「高めのお団子」は、アクティブで若々しい印象や、華やかな雰囲気を演出したいときに最適です。お出かけやイベント、夏場の涼しげなコーディネートによく合います。高めを作る際のコツは、あご先と耳たぶを結んだ延長線上(ゴールデンポイント)で結ぶことです。下を向いたときに崩れやすいため、結んだ後に首元の髪を少し引き締めてから巻きつけると安定します。
一方、耳の高さや襟足付近で作る「低めのお団子(ローシニヨン)」は、落ち着いた大人の女性らしさや、上品で洗練された雰囲気を醸し出します。オフィスカジュアルやフォーマルな場、きれいめなコーディネートにぴったりのスタイルです。低めを作る際は、きっちりまとめすぎず、襟足や耳後ろの毛を緩やかにルーズに崩すことで、こなれ感と今っぽい抜け感が生まれます。
崩れないお団子を作るためのプロのテクニック
「朝きれいにセットしたのに、夕方にはボサボサに崩れてしまう…」そんな悩みを解消するために、プロのヘアメイクが実践している崩れ防止のテクニックを紹介します。
第一に、使用するゴム選びが極めて重要です。普通の輪ゴムや太すぎるゴムは滑りやすく、髪への食い込みも弱いため崩れの原因になります。おすすめなのは、しっかりと髪をホールドしてくれる「シリコンゴム」や、摩擦力のある「ナイロン製の細ゴム」です。さらにホールド力を高めたい場合は、ゴムを2本使ってクロスさせて結ぶ「ダブル結び」を取り入れると、驚くほど安定感が増します。
第二に、ピンやアクセサリを活用した補強です。ピンなしでも基本は作れますが、毛量が多いロングヘアや崩れやすいアクティブなシーンでは、Uピンやアメピンを差し込んでお団子の根元を頭皮の髪と一緒に固定すると安心です。ピンを挿すときは、頭皮に対して垂直に刺してから寝かせるように差し込むと、しっかりロックされて抜け落ちにくくなります。
第三に、仕上げのスプレーです。仕上げにハードスプレーやキープスプレーを直接髪に吹きかけるのではなく、手のひらに軽くスプレーしてからお団子の表面や崩した部分になじませると、バリバリ感を防ぎつつ綺麗な質感を1日中キープできます。
可愛いお団子アレンジを格上げする「こなれ感」の出し方
ただきれいにまとめただけのお団子は、どこか事務的で地味な印象になってしまうことがあります。おしゃれで可愛いお団子に仕上げるためには、細部のディテールにこだわることが大切です。
まず欠かせないのが「後れ毛(おくれげ)」の調整です。耳の後ろやもみあげ、えり足部分から、あえて細く毛束を引き出します。このとき、引き出した後れ毛をストレートアイロンやコテで軽く巻き、ゆるやかなカールをつけることで、一気にアンニュイで女性らしい雰囲気に仕上がります。
また、トップ(頭頂部)やサイドの髪を指の腹で少しずつ引き出し、シルエットをひし形や丸みに近づける「引き出しのテクニック」も欠かせません。このひと手間で、頭の形が綺麗に見えるだけでなく、堅苦しさが取れて一気に今っぽいこなれ感が漂います。
【お団子の作り方髪】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:不器用でピンを使うのが苦手ですが、ピンなしでも本当に崩れませんか?
A1:はい、ピンなしでも十分に崩れないお団子を作ることができます。要点は、ベースのスタイリング剤で髪の滑りを抑えることと、シリコンゴムなどのホールド力が高いゴムを使用することです。結び目の隙間に毛先をきゅっと挟み込むことで、ピンを使わなくてもしっかりと固定できます。
Q2:髪の量が多くて、お団子が大きくなりすぎて重たく見えてしまいます。どうすればいいですか?
A2:毛量が多い場合は、ポニーテールを作る際に髪を上下に分けた「ハーフアップ風」にするか、まとめる前に毛束を三つ編みやロープ編みにしてから巻きつけるのが効果的です。編み込むことでボリュームが適度に分散され、すっきりとコンパクトでおしゃれなシルエットに仕上がります。
Q3:日中に崩れてボサボサになってしまったときのリカバリー方法はありますか?
A3:崩れてきた場合は、一度すべてほどき直すのがベストですが、時間がないときは手グシで全体の髪を一度きれいにまとめて整え、小さめのクリップやバレッタで結び目を挟んで補強すると、トレンド感のある手直しアレンジに見せることができます。
今回は、「お団子の作り方髪」をテーマに、ゴムだけでできる基本のやり方から長さ別・高さ別のコツ、崩れないためのプロのテクニックまで詳しく解説しました。
お団子ヘアは、一見難しそうに見えても「ベースの仕込み」「適切なゴム選び」「絶妙なほぐし方」の3つのポイントを押さえるだけで、不器用な方でも驚くほど簡単に崩れなくて可愛いスタイルを作ることができます。ぜひ本記事で紹介したテクニックを参考に、ご自身の長さやその日の気分・シーンに合わせて、お気に入りの可愛いお団子アレンジを楽しんでみてください。